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在家得度について(説明編)

このサイトの検索アナリティクス、アクセス解析結果のぶっちぎりトップキーワードが「在家得度」だったということを、以前、ここに書きました。
http://chamahime.blog66.fc2.com/blog-entry-587.html(参照ブログ)
その後調べてみたとこ、現在「在家得度」のアクセス数はその時の倍に

私のブログなんかが「在家得度」キーワード検索上位になるというのは、なんか問題あるなぁ。と思うのですけど。
こうなったら、とりあえず「在家得度」について知っているだけ書いていくのが、私のお役目?なのかもしれませんね。。。。
(コメントで質問とかも頂きますし。)

ということで、今回は「在家得度」について説明編です。

まず「得度」とか「出家」とか「受戒」とかは、それぞれの宗派によって、意味や、それを得るプロセスが微妙に違います。ここに私が書くことは「曹洞宗」の場合ということを了解してください。
そして「在家得度」ですが、簡単に言うと、在家(今までの生活形態)のまま、師僧に戒を頂き仏弟子になることを言います。
ですから、基本的に「在家得度」したからといって、世間的な体裁は全く変わりません。

★お寺などの僧侶となるには、「出家得度」をしなければなりません、これには宗派で定められた修行が必要です。

★得度を悪用し、戒名があれば戸籍の改名ができるという「出家詐欺」というものがあるようですので、どうぞお気をつけください。
参照サイト→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E5%AE%B6%E8%A9%90%E6%AC%BA

この「在家得度」「出家得度」「受戒」についてのわかりやすい説明が、中野東禅師が書かれた「プチ出家入門」にありました。以下に引用させていただきますので、ご参考にしてください。

中野東禅著「プチ出家入門」より。
■プチ出家とは何か?
「得度」とは、迷いの世界から悟りの世界へ渡ることができた、という意味。「度」は渡る」という意味です。この世は損得、勝ち負け、愛憎、生老病死などの苦しみの世界で、煩悩を拠り所として振り回されている世界です。悟りの世界に渡るというのは、苦しみのもととなるこの世的な物差(煩悩)を捨てて、悟りの物差しを拠り所にするということ。ここで言う「悟りの物差し」とは「仏の生き方」です。師僧についてその物差しを身につけ「仏弟子」になる誓いを立てること、これを「得度」と言いますが「出家得度」「在家得度」では、その形、儀式、誓願する戒律などが少し違っています。また、宗派によっては、出家・在家の区別をしないところ(浄土真宗)もあります。
……中略……
「在家得度」とは、寺に入るわけでなく、在家のまま得度をすることを言います。ただし在家のままではあっても、出家の決意をした在家な訳で、そこが一般の信者とは異なるところです。「在家得度」には二種類あります。在家ではあるけれど、頭をまるめ、僧服を着るなどして僧形になる、あるい在家のまま寺院に通って奉仕する……などの形を「入道」といいます。平清盛も、武将としての生活さのままに僧形となったので「清盛入道」と呼ばれましたが、武将が入道となったのは、主に戦場で死なないようにとの願いからだろうと思われます。通常の在家得度だと、剃髪も形式だけで衣服も僧服に改めるわけではありません。
「出家得度」にしても「在家得度」にしても、仏弟子となる誓いをたてることは共通です。
……中略……
戒律のある宗派では、師についてこの「戒」を受け、それを守る誓いを立てた者に「戒名」を授けます。この「戒名」は仏弟子であることの証明のようなものです。出家の決意まではできないが、生きているうちに仏弟子になろうという人は、「戒」を受けて、戒名をいただきます。これを「在家受戒」と言います。生きているうちにそれができなかった人は、死んでから「授戒」を受け、戒名を授かって、仏弟子としてあの世に旅立っていくわけです。ただし、浄土真宗と日蓮宗には戒がありませんから、「戒名」とは言わず、「法名」と言います。
 さて本書のテーマでもある「プチ出家」ですが、最初の「出家得度」は本格的に出家するわけですから、「プチ」ではなく「出家」。それよりもやや軽い「在家得度」もう少し軽い「在家受戒」が本来の意味でのプチ出家なのだと思います。

引用終わり。

この引用をさせていただいた本「プチ出家入門」中野東禅著は、仏教に心を惹かれる方、ちょっと仏教を体験してみたい方にお勧めの本です。

ここにアクセスをしてくださった皆様が、どうぞ良い仏縁に恵まれますように

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私が得度をした際、掛けられていた円覚慈雲老師の書。

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在家得度をしました。(その3)

今回の得度式で頂いたものです。

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これは、血脈、得度の系譜の証明です。
中を開くと

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家系図のような感じですね。
一番上がお釈迦様、一番下の方に、私の戒名が連なっています。

この血脈には、ご住職に付けて頂いた戒名と、その意味が記されものが添えられていました。
戒名には希望の文字を入れていただけたので、私は「月」の文字をお願いしたのですが。

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私には、もったいない美しい名前です。。。。
こんな人になるのは無理~と、なんだか戒名に申し訳ない気持ちでいたら。
座禅会の先輩が「戒名は努力目標だから~」と。おっしゃっていました。
うーん。あと三万回くらい生まれ変わり、努力を続ければ、こういう人になれることもあるかも…。

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曹洞宗と得度のテキスト。
お経や、修証義、仏教徒の日常の作法などが書いてあります。

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絡子(首に掛けて使う、略式のお袈裟)

座禅をする前には、これを頭上に載せ合掌し、搭袈裟偈(たっけさのげ)を唱えます。

大哉解脱服 (偉大なる悟りの服よ)
無相福田衣 (形にとらわれない、心の田のような着物よ)
披奉如来教 (仏陀の教えがこの服で私を包みます) 
広度諸衆生 (広くすべての人を救いたいと誓います)


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あっ。それ、タヌキが頭に木の葉を載せて化ける時の呪文ね。

…ちょっと違うとおもう


次は在家得度をしました。説明編です。

在家得度をしました。(その2)

という事で、戒を誓った時点で戒破り…という、どっか情けない得度式(私だけ?)を無事終え。

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皆で記念撮影。
得度式を無事に終えて、清々しく、晴れやかな顔の皆さま。

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お寺でご用意をしてくださった、祝膳。


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華やかで、おいしそうなお料理。
なんて、しあわせ~

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可愛い、お寿司

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これは、今回、得度された方の奥様が作ってくださった、紫蘇の実のてんぷら。
自宅で栽培された紫蘇の実を天ぷらにしたものとか。
紫蘇の実は、細かく収穫に手間がかかるもの。
それを、また、塩漬けにしたものを、天ぷらにしてくださいました。
きっと、朝早くに起きられて、私たちの為に揚げてくださったのでしょう。
多くの手間をかけられた、奥様の真心の温かさ、その有難さが身に染みました。

こんな風に、目に見えない、多くの善き支えのお蔭で、私は今回の仏縁を得られたのだと思います。
これは感謝をしきれないほどの、大きなご恩です。
いつまでも、この感謝の気持ちを忘れずに…。よい仏教徒になれたらいいな。

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だったら、酒やめなさいよ~。

いや、ちょっと、それは…


★ 在家得度をしました。(その3)に続く。

在家得度をしました。(その1)

先々月、六月十日。
父の菩提寺、龍淵寺の在家得度式にて戒法を受け、血脈、戒名を頂きました。
…と、これじゃイマイチ意味がわかんないですよね

・在家得度 住職に戒法を頂き、仏弟子となること。
・戒名 死んだ時に付ける名前…じゃなくて、実は仏弟子としての名前。道号二文字、戒名二文字
・血脈 お釈迦様からの戒法の系譜。
・戒法 仏様との約束事。

一般的に、得度をすると言うと、出家をし寺に入り、お坊さんになる。という事を連想されると思うのですが、この「在家得度」というのは、出家せず、普通の生活の中で仏の教えを信じ、精進をしていく。といったところでしょうか。(曹洞宗の場合)
★中野東禅師(曹洞宗の僧侶)は、在家得度を「プチ出家」と表現していました。

PICT0221_20120811152325.jpg

得度式は九時半から、本堂で行われました。
この日の得度者は15名。みなさま、坐禅会や写経会などでお寺に縁の深い方々です。

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入堂すると、得度するにあたっての作法書などが用意されており、得度式の簡単な説明がされます。

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1、入堂
2、奉請
3、十沸名
4、礼讃文
5、剃髪
6、受菩薩戒法
7、血脈授与
8、回向
9、佛祖諷経

慣れ親しんだお寺で、見知った方々、耳慣れたお経。得度式は意外に気は楽だったのですが。。。
ちょっと、考え込んでしまったのが、十重禁戒の誓願のくだり。

第一、不殺生戒(全ての生き物を殺したり傷つけたりしない)
第二、不偸盗戒(正当に与えられていないものは取らない)
第三、不邪淫戒(人の道に反する淫らな関係は持たない)
第四、不妄語戒(偽りとなることは言わない)
第五、不飲酒戒(酒を飲まない)
第六、不説過戒(過ちをことさらに非難したり責め続けない)
第七、不自讚毀他戒(自分を褒め、他を見下すことはしない)
第八、不慳法財戒(教えや財産をひとり占めせず、分け与えることを勿体ないと思わない)
第九、不瞋恚戒(怒らず恨まない)
第十、不謗三宝戒(仏法僧の三宝を軽んじたり、誹らない)

これ「守るの、絶対に無理」というのが、正直なとこで。

でもこれを「よく保つか否か~?」と問われたら。
「よく保つ~」と、誓わないとならない…

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「よく保つ~」と応えながら。
あぁもう、この時点で戒(不妄語戒(偽りとなることは言わない))破ってるし~

ただ、戒というのは、仏弟子に対しての罰則規定ではなく、戒の語源はインドのシーラ(習慣)であり、身につけて生活をするように努めていくものだそうで…。

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努めるもなにも、ふくふく、酒辞める気、ぜんぜーんないしねぇ~。


はい、すみません…

★ 在家得度をしました。(その2)に続く。



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Author:ふくふく
3時のおやつよりうさぎが好き
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