2012/03/29
プチ温泉たび 神水館 その5 金鑚神社 御岳の鏡岩
お泊りの翌日は、神川町にある金鑚神社(かなさなじんじゃ)に寄って帰りました。
まだ、この時、世間はお正月気分だったのか?意外にたくさんの人出でびっくり

御祭神は 天照大神 素盞嗚尊
配祀 日本武尊
これは拝殿。背後の山を御神体としているので、拝殿の中に神体はありません。
こういった形の神社は、ここの他には大神神社(奈良県)と諏訪神社(長野県)だけでだそうです。
今日、ここに来られた、感謝と、この地の神様への、ご挨拶の気持ちを込めて、お祈りし、手を合わせました。。

拝殿裏から、山頂に登れるようになっています。
この、道のりの途中には特別天然記念物の鏡岩があり、上りきった山頂は町が一望できる、とても気持ちのよいところ。
ただ、山道の上り坂500m(ホントに?)コースは、普通の人には結構キツめです。
うさフレさんに、そのへん了解をとって登ることに。
私は歩くのは大好き

しかも、軽ーいウォーキングより、ちょっとたけキツメのウォーキングが好き(←以前は10キロウォーキングしてた


単調な山道を飽きないように。の配慮?
道の脇には、こんな歌碑や石像が。

気に入った、歌や像を見つけてみるのも楽しい。

とはいえ、殆ど歌心の無い私。
ふくにちなんだ、石像をチェックしたり。

これは、うさフレさんチェック。

親子?兄弟?夫婦?
仲良きことは美しきかな…ですね

少し息を切らす程度、頂上まで三分の二程を歩くと、国指定特別天然記念物の鏡岩を見ることができます。


え?これが鏡岩?これのどこが鏡?と、思わずつぶやいてしまいそうなのですが…

これは、一億年前。関東平野と関東山地の境の八王子構造線ができた時の岩断層活動のすべり面とか。
高さは約四メートル、幅約九メートル。
江戸時代に記された「遊歴雑記」には。
鏡岩に向えば「人影顔面の皺まで明細にうつりて、恰も姿見の明鏡にむかふがごとし」
と記されているそうです。
「それは無理でしょーっ」っと、突っ込んでしまった私ですが。。。
遥か昔から人々に崇められてきた、この鏡岩。
人の姿を映しだすことはないけれども、強い波動があるように感じました。
プチ温泉たび 神水館 その6に続く