アイ ラブ メヌマ 3  奥原晴湖と荻野吟子

ちょっと(だいぶ?)ボーッとしている間に、前回の記事から間があいてしまいましたが「アイ ラブ メヌマ 3」です~

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表通りを少し外れ、民家が建ち並ぶ、小さな小道に入ってみました。
お庭に植えられている花々を眺めながら、ふらふらとしているたら…こんなお家が。

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奥原晴湖を語り合う部屋。

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縁側部分に設けられた、屋根付きのテラスの中で、奥原晴湖の絵を前におじさんたちがお話をしています。

「こんにちは~←全然人見知りしない」と入っていくと…。

たぶんこの家のご主人と思われる方が、まったく見ず知らずの私を、こころよく迎え、椅子を勧めてくれながら「奥原晴湖を知っていますか?」と話しかけてくれました。

知っていますとも~。
何を隠そう(別に隠してないけど)私の両親は日本画が趣味でした。
家には年中画商が出入りし、母は古物商の免許も持ち、絵の売買が日常。そのおかげで、いつも家にはとっかえひっかえに絵が飾られていたのです。
特に地元にゆかりの「森田恒友」や「奥原晴湖」の掛け軸は多く見てきました。

おまけに、私が得度をさせて頂いたお寺は「奥原晴湖」の菩提寺。


もちろん「はい~。」と答えると。

「初めて、奥原晴湖を知ってるって人が来た。」と、びっくり顔のおじさん。。。。

「え~。
こっちの方がびっくりです…。


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「奥原晴湖」は明治初期の女性南画家。
(写真は断髪姿の晴湖。かっこいい~)
自由奔放で豪快かつ大胆な作風が、維新期の気風に乗り人気を博して、一世を風靡。
その最盛期には弟子が300人(なんと岡倉天心も彼女の弟子になっています。)。
また、木戸孝允と深い親交があり、彼の紹介で宮中にあがり皇后陛下の前で揮毫もしました。
しかし、やがて南画の人気は低迷。晴湖は55歳の時に東京を払って熊谷に隠棲します。

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それぞれ、画風の違う絵が掛けられていました。

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素晴らしい字。
……って、何て書いてあるかはもちろん読めないんですけど。。。。

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これは熊谷に隠棲してからの作品でしょうか。
ちょっと、私の好きな芋銭ぽい雰囲気です。


お茶を頂きながら、晴湖についての色々なお話を聞かせていただいたのですが、その中でとっても興味深かったのが「奥原晴湖と荻野吟子(妻沼町出身)知り合い説!
日本で最初に女性で医師免許を持った、荻野吟子。
彼女が医師を目指したきっかけは、夫から染された性病治療の屈辱から。と一般に言われています。
もちろん性病を染した上に吟子を離縁したとされる吟子の旦那は悪者あつかい…。


「でもさ、吟子は元旦那の結婚式(吟子と離婚してから再婚)に出ているんだよ。今言われてるようなさ、吟子の男嫌いの元凶の酷い男だったらさ、吟子はわざわざ東京からこっちに来て結婚式に出るか~?」

「実はさ、貫一郎(吟子の旦那)はさ、結構文化人のいい奴でさ。こっちに来た奥原晴湖の庇護者として、晴湖の面倒を色々と見ているんだよ。だから吟子と奥原晴湖は会ったりしてた事もあるはずなんだ。」

え~。それは知らなかった~。

確かに「男性社会に虐げられ、その悔しさから女医になろうと奮起した。」と言った方が、お話としてはドラマチックだし、分かりやすいけれど「女性ながら、自分の道を極め自立した奥原晴湖に、学業好きで男勝りの吟子が感化を受けた。」といった方が自然だし、背景に合っている気がします。

「離婚してからの吟子の上京先だって、誰かの紹介が必要な、かなり偉い学者のところだしな。」

なるほど~。それも奥原晴湖が紹介をしたとすれば…。話がスムーズです。

世間の常識を乗り越えた、奥原晴湖の強い生き方に感化された吟子が、向学心に燃え、新たな自分の道を目指したというこの説。
渡辺淳一の小説「花うずみ」のどこか悲劇的な吟子より、明るく強く共感が持てます。


フラフラと裏道に入り込んで…、思いがけずとっても素敵な時間を過ごさせて頂きました。
(なんと一時間半もおしゃべりしてた(笑)。)
…うーん、やっぱり、妻沼って奥が深い~。妻沼の人っていいなぁ。。。


「アイ ラブ メヌマ 4」にふらふらと続く。。。。




アイ ラブ メヌマ 2

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盆栽屋さん♪
すてきな紅葉の盆栽を買っちゃいました
盆栽の写真を撮っていたら「こっち、こっち、木ばっかりじゃなくて、俺の写真も撮ってくんなきゃー。」
で、パチリ。
お値段が本当にお安くて、利益なんてそんなに出ないと思うのに(おまけにおまけまでしてくれる。)
出店をしている人たちが、みんな、とっても楽しそうなのは、自分の作ったものが人に喜ばれる嬉しさと、買う人との触れ合いがあるからなのかな…。

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音楽はどうです~♪
なかなかいい風情です~。

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昔の蔵を改造した店舗の「大福茶屋さわた」。
ここの3代目ご主人が。この手作り市の旗振りさんです。

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地元のお店も出店しています。
「熊谷うどん福福」(笑)
地粉を使ったおうどんがとってもおいしいお店。
お勧めです~。

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そして昭和の香りの残る、レトロな雰囲気の表通りをフラフラといくと…。こんな展示が。

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ちゃんと走るそうです(でも、ときどき止まるんだろうなぁ…)。
外装も内装もピカピカ、とってもキレイ、すごい~。

極めつけ。。。

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かっ可愛い
けど…、いつの???

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お茶屋さんの営業車だったらしいです。
搭載されていたお茶箱もすごすぎる…。


アイ ラブ メヌマ 3に続く。

アイ ラブ メヌマ 1

ブログ、なんかひさしぶりになっちゃいました。

みなさま、お元気でしょうか?
私は毎日、ポーっとパソコンの前にひっついていて…。
ふと、気がついてみて「もう11月!今年も後二カ月?!」なんて、汗っています。

&ぽんちゃの写真も、お出かけの写真も、ブログアップ用のものがたくさん~。
このまま腐らせてしまうのも、残念なので、年内アップを目標に少しづつブログにアップしていきます~。

まずは一番新しいお出かけ記事写真から…。


先週の土日(10月26,27)に行われた「妻沼手作り市」

毎年、春と秋「妻沼聖天様」界隈に多くの露店が並びます。
出店の内容は、食べ物、手作り雑貨、植木、陶器、古着、路上演奏…など、たーくさん。

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聖天様、山門を入ってすぐに露店が並びます。

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まずは、聖天様にご挨拶をして。さぁ、手作り市探索~です。

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境内で、えんむちゃんに遭遇~~~っ
超縁起いい~~~

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古布を使った、手作りお洋服屋さん。
売る人も買う人も楽しそうです。
お値段はとってもお手頃価格(利益でるの?)っていうくらいなのですよ~。

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おいしそうなキャベツ~。
有機栽培だそう…。

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私のお目当ては、この陶器

趣味で陶芸をやっている方達がお店を出しているので、丁寧に作られた、素敵な陶器がとってもお安く売られているのです~。
この日も素敵な陶器を買っちゃいました。


アイ ラブ メヌマ 2 に続く。



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ふくふく

Author:ふくふく
3時のおやつよりうさぎが好き
のWEBデザイナーです。

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