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秋咲きの薔薇

長雨の合間の晴天。

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食品の買出しと、気分転換に、近くの農協(道の駅)に出かけました。
まず、ちゃま姫の大好きな新鮮な野菜をたくさん仕入れ、それからお散歩。
ここには、ハーブ園やバラ園、そして季節の花が植えられた花園があるのです。


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薔薇に囲まれた、美しい女性の石像は、荻野吟子。
彼女は女性で初めて、日本の医師国家資格を取得しました。

1851年。江戸幕府の封建主義と家父長制の男尊女卑が根強く残る時代。
この町の名主にのもとに生まれ、不自由なく育ち、名家に嫁した吟子でしたが、数年後、病に倒れます。
原因は夫より移された淋病。
これが元で離縁となり、そして、被害者であるはずの彼女は「家の恥」に貶められました。

淋病で子供の産めない身体となり、また、その病の診察時の屈辱に打ちのめされた彼女は、「女性である故の苦しみ」を持つ、同じ立場の人の力になるべく女医の道を志します。
しかしこの時は、女性に選挙権はおろか、医師になる為の受験資格さえもない時代。
女性差別、蔑視の頑強な壁が、彼女が二十二歳で故郷を離れ、三十四歳で医師になるまで、その行く道を阻み、苦しめ続けました。

私が本(花埋み 渡辺淳一著)で読んだ荻野吟子。
この女性の鋼のような信念、知への情熱、不屈の克己心には威圧感をも感じますが、今、ここで見る、この像の彼女の眼は静かに澄み、不思議なくらいに軽やかです。


十二年の戦いの後、三十四歳で、自らの花を咲かせた荻野吟子。
今日は、そぞろ歩きをしながら、彼女のイメージに近い薔薇を探してみましょう。


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ばら色の薔薇。
この紅は、あまりに薔薇らしくあでやかすぎて…。


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愛らしく、やさしいピンクのミニ薔薇。
うーん、失礼なようですが、まるで違います。


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冷たい蒼、高温の炎の色。
固い抱え咲きの薔薇。

あ、彼女の薔薇かな。



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