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ブロードキャストニュース

泣くことって、涙って、感情を解放させ、ストレスを和らげてくれる。
「泣き疲れて眠る…」という言い回しがあるけど、眠れるように疲れさせてくれる涙は人間 に備わった一つの自己防衛本能なのかもしれない。
「ブロードキャストニュース」のヒロイン(ホリー・ハンター)はそんなふうに泣く。
自分の力の及ばない口惜しさ、自己嫌悪、がんばってギリギリまで張り詰める故の疲れ、誰かにぶつけてしまいたかった言葉、ぶつけられた言葉の痛み…。
彼女は一人だけの部屋で……また、誰にも見られないところで、その気持ちの重みを涙で流す。
まるで、傷を負った小さなうさぎが穴蔵に逃げ込んで、そっと傷口を舐めているみたいだ。
自分に許した最低限の自己憐愍、自分へのいたわり。
この心の疲れが、身体の疲れに少しでも移れば眠ることもできる。
傷の確認と手当てをすれば、また元気に立ち上がれだろう。

そんな痛々しいまでに真っ直ぐな彼女と、手段として見せる涙を器用に使える男(ウィリアム・ハート)がこの映画では惹かれあう。
でも、惹かれあっても…恋のときめきを感じても……やっぱりうまくいかない。
映画の中心を流れる彼女と彼のラブストーリーは破綻していく。

でも、うまくいかなくたっていい。結ばれるだけが人間関係のハッピーエンドじゃない。
愛せないけど、その人なりの生き方、選択を尊重できる。
理解しきれないけど、友達にはなれる。

登場人物の再開を描いたラストシーンから、そんな解放された、やさしいメッセージを感じるのは、そこに個人の自由や自己表現を尊重するアメリカの土壌があるからなのだろう。

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