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残念‥‥。

俳優の高倉健さんがお亡くなりになられた。

人の想いを大切にする、やさしさ、純粋さ、寡黙な温かさ。
健さんという人が持つ、何ともいえない繊細なものが、スクリーンに映し出されると
「あぁ、人間ってやっぱりいいな。」
と、しずかな喜びを感じることができました。
これから、高倉健さんの姿を、リアルタイムに見ることができないのは残念です。

「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」
高倉健さんの訃報に添えられた、この一文は「酒井雄哉大阿闍梨」が健さんにおくったものでした。
健さんはこの言葉を、いつも大切に心に刻んでいらしたとか。

その「酒井雄哉大阿闍梨」が書かれた「健さんの事」という文章が、「旅の途中で」という健さんの本の中にありました。
それが、健さんのイメージを表していて、とても素敵だったので、私のささやかな追悼?として、ここに転載します。


独りで生きることのできる人が、最終的には強いんやないかな。
そういう人には、何とも言えへん人間としての温かみもあるんやね。
そういう人は善行を積んでも、
これこれをしました、なんてことをごちゃごちゃ言わない。
そんなこともあったかいな、という顔をする。
陰徳というものは、そうして積まれてくるもんやね。

ある時、何気なしにすーっと現れ、ある時すーっと姿を消していく。
何かをしても、結果や報酬を期待しない。
健さんはまさにそういう人やね。

‥‥中略‥‥

最終的には息を引き取る時が、人生の勝負やないかな。
何があろうとなかろうと。
独りきりで旅立っていくんやから。
生まれたときと同じ。
何も持たずに旅立って行くわけやね。
赤ん坊か、くしゃくしゃの年よりかの違いだけやね。

自分に課せられた人生。
仏様から頂いた人生を
「これだけ燃えつきました」
高倉健はそう言って逝ける、数少ないお人やと思います。



IMG_0677.jpg

※「旅の途中で(新潮社)」 高倉健 より。

健さんの本は、私の好きな健さんの映画のように、しみじみとやさしいです。

合掌。

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のWEBデザイナーです。

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